いつ食べるのが一番?台湾パイナップルの絶品レシピと長持ちの秘訣

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台湾パイナップルとは、台湾の温かい気候で育つ、甘くてジューシーなパイナップルのことです。

地元台湾では、パイナップルは「金鑽(きんさん)」、「鳳梨(ほうり)」、「土鳳梨(どほうり)」といった様々な品種名で親しまれています。

黄金色の果肉が美しい「金鑽」は、甘みが強く、酸味は穏やか。まさに糖度の高いデザートのようです。

一方で「鳳梨」は、白っぽい果肉とその際立つ酸味、芳醇な香りが特長。

そして「土鳳梨」は、ほんのり黄色い果肉で、甘さと酸味が絶妙に調和しており、独特の味わいが楽しめます。

日本でよく見るパイナップルより一回り小さく、トゲトゲした外見が印象的なのが台湾パイナップルです。

ここでは、そんな台湾パイナップルを一番美味しくいただくタイミング、お勧めの切り方、そして新鮮さを長持ちさせる保存方法をご紹介します。

完熟台湾パイナップルの選び方とおすすめの切り方ガイド

台湾産のパイナップルは、収穫後に追熟することはないので、食べ頃を見極めることがとても重要です。美味しいパイナップルを選ぶためのポイントは以下の通りです。

・皮の色が黄色くて光沢がある
・葉がみずみずしい緑色
・底部を押すと柔らかさがある
・香りが強く甘い

美味しい台湾パイナップルの切り方は、次の手順で行いましょう。

パイナップルを洗い、水気を丁寧に拭き取ります。
葉の部分と底を切り落とします。
パイナップルを縦に立てて、四等分に切ります。
それぞれのピースから中心の硬い芯を取り除きます。
皮と果肉の境界に沿って皮を剥きます。
小さな黒い点(目)が残っていれば、それも取り除きます。
好みのサイズに切り分ければ、準備は完了です。
この新鮮な台湾パイナップルは、そのまま食べるのはもちろん、サラダやスムージー、デザート作りにもぴったりです。

台湾スタイルの爽やかなサラダレシピと、甘くておいしいパイナップルケーキのレシピもご紹介します。

【台湾風パイナップルサラダ】
材料(2人分)

・レタス:4枚
・トマト:1個
・きゅうり:半分
・パイナップル:1/4個
・マヨネーズ:大さじ3
・塩:少々
・こしょう:少々

作り方

レタスはちぎって水気を切ります。
トマトときゅうりはスライスします。
パイナップルも皮を剥き、食べやすい大きさに切ります。
マヨネーズ、塩、こしょうをボウルで良く混ぜ合わせます。
切った野菜とパイナップルを加え、全体をしっかりと和えます。
【台湾風パイナップルケーキ】
材料(8個分)

・バター:70g
・砂糖:50g
・卵:1個
・薄力粉:200g
・ベーキングパウダー:小さじ1/2
・塩:ひとつまみ

【パイナップルジャム用】

・パイナップル:1/2個
・砂糖:100g

作り方
【パイナップルジャム】

パイナップルは皮を剥き、細かく刻んで鍋に入れ、弱火で煮ます。
水分が飛んでとろみが出たら砂糖を加え、ジャムができるまで煮詰めます。冷ますと完成です。
【生地】

バターを室温で柔らかくし、砂糖を加えてクリーム状になるまで混ぜます。
卵を加えてしっかり混ぜ合わせます。
薄力粉、ベーキングパウダー、塩をふるい入れて、さっくりと混ぜ合わせます。生地をラップに包み、冷蔵庫で30分休ませます。
生地を8等分にし、丸めて平たくし、中央にくぼみを作ります。
くぼみにパイナップルジャムを小さじ1杯ずつ入れ、包みます。表面にフォークで模様をつけます。
オーブンを180℃に予熱し、生地を天板に並べて15分焼きます。焼き色がついたら出来上がりです。
新鮮な台湾パイナップルを使ったレシピで、お家で特別な味わいを楽しんでみてくださいね。

台湾産パイナップルのおいしい選び方

台湾のパイナップルは品種によって収穫時期が異なりますが、主に春から初夏、3月下旬から7月にかけてが旬です。台湾産パイナップルは収穫後に追熟しないため、収穫時にはすでに最もおいしい状態です。新鮮なうちに味わうことをお勧めします。

おいしい台湾パイナップルを見分けるためには、以下のポイントに注意しましょう。

・色:熟しているパイナップルは黄色がかっています。黄色が濃いほど熟しており、緑色が強いと未熟で硬く酸味が強いです。均等な濃い黄色が理想的ですが、茶色や黒ずんでいるものは過熟している可能性があるので避けてください。

・香り:熟れたパイナップルは甘く濃厚なフルーティーな香りがします。無臭や酸っぱい香りのものは未熟の可能性がありますし、発酵臭がするものは腐っている可能性があります。

・茎の状態:熟しているパイナップルは茎が簡単に抜けます。軽く引っ張ってスムーズに抜けるか試してみてください。抜けにくいものは未熟です。茎を抜いたところにカビや虫がいないかも確認しましょう。

・重さ:重みを感じるパイナップルが望ましいです。軽いものは水分不足の可能性があります。

・形状:全体的に丸みを帯びて均一な形のものを選びましょう。不均一な形や凹凸があるものは品質に問題があるかもしれません。

これらのポイントを押さえて、台湾産パイナップルを選びましょう。新鮮でおいしいパイナップルを見分けることができますよ。

台湾産の新鮮なパイナップルを長持ちさせる賢い方法

台湾から来たパイナップルは、さっぱりとした甘さが魅力で、切りたての美味しさは何物にも代えがたいものです。もしもその美味しさを少しでも長く保ちたいとお考えなら、以下の保管テクニックをお試しください。

室内での保管について
丸ごとのパイナップルは、室温で保管するのがベストです。そうすることで、約2〜3日間は新鮮さを保つことができます。

ただし、直射日光や湿気は避け、涼しくて風通しの良い場所を選んでください。

見た目に変化が現れたら、味が落ちないうちに早めに召し上がるのがおすすめです。

冷蔵での保存法

一度カットしたパイナップルは、空気を抜いた密封容器やラップで包んで、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

酸化を防ぐためにも、なるべく密閉して保管してください。これにより、約1週間保存が可能になります。

冷凍での保存法

食べきれなかったパイナップルは、ジップロックなどに入れて、空気をしっかりと抜いた上で冷凍保存してください。

解凍はゆっくりと自然解凍か、冷蔵庫で行います。

ただし、冷凍すると食感や味わいが変わりますので、その点を考慮して、生で食べるよりは加熱調理やジャム作りに利用するのが適しています。

1ヶ月以内に使い切ることをおすすめします。

ドライフルーツ化

カットしたパイナップルを乾燥機やオーブンで乾燥させ、ドライフルーツにすることもできます。

これならば室温での保存が可能ですが、カビや虫が付かないように注意が必要です。

この方法で、台湾パイナップルの風味を長期間楽しむことができますよ。

台湾産パイナップルの美味しい楽しみ方

台湾から届くパイナップルは、特有の甘さとジューシーさが自慢で、生で食べてもとても美味しいんですよ。でも、その美味しさを最大限に引き出すためには、ちょっとしたコツが必要なんです。

食べ頃の見極め方としては、皮の色や香り、果実のずっしりとした重さで判断できます。

切り方のコツとしては、外皮と中心部にある硬い芯をしっかり取り除いてから、食べやすい大きさに切り分けることが大切です。

保存方法に関しては、常温保存、冷蔵、冷凍と、それぞれの方法がありますが、共通して大事なのは、空気に触れさせないようにすることです。

台湾パイナップルの取り扱いをマスターして、その美味しさを心ゆくまで楽しんでくださいね。

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