オートミールで作る新感覚!ヘルシーなハンバーグレシピ

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最近、健康を意識した食材として注目されているオートミール。このオーツ麦から作られた食品は、炭水化物の摂取を控えながらも食物繊維をしっかりと取り入れることができ、グルテンフリーのメリットも兼ね備えています。

市場では、ロールドオーツ、スティールカットオーツ、クイックオーツといった様々なタイプのオートミールが手に入りやすくなりましたね。形状も様々で、どれを選ぶかはお好み次第です。

一方で、オートミール独特の味わいが苦手で、健康のために始めたものの食べるのを断念してしまう方も少なくありません。でも、オートミールを常備しているという熱心なファンも多いのではないでしょうか。

そんなオートミールを使って、いつもとは違った料理にチャレンジするのはいかがでしょうか。今回は、オートミールをパン粉の代わりに使えないかというアイデアに焦点を当て、新しいレシピを提案します。

オートミールで新食感を発見!パン粉の代替えとしての可能性

オートミールは、海外では昔から食卓に登る定番の食材で、お粥のようにして食べるのが一般的です。日本では甘い味付けが少し敬遠されがちでしたが、近年、日本人の味覚に合う工夫を凝らしたレシピが紹介されるようになり、健康食として注目されています。

日本でもお粥やリゾットのように、オートミールをお米の代わりに使って楽しむ人が増えています。

しかし、パン粉は細かいパンの砕きかすを指し、形や質感はオートミールとはかなり異なるものです。それにも関わらず、オートミールはパン粉の代替品としても大活躍するんです。

たとえば、ハンバーグやミートボールを作る際、パン粉は肉汁を閉じ込めふんわりとした食感を出すために使われますが、オートミールにもこのような性質があります。水を含むと粘りが出て食材をしっかりとまとめるのに適しているんですね。

実は、海外ではお米や余ったご飯を使ったハンバーグもあり、お米のもっちり感が楽しめるそうです。オートミールも同じように使えそうで、肉や野菜の味と混ざり合って、オートミール独自の風味も気にならなくなります。

オートミールで作るヘルシーハンバーグの新提案

オートミールを使って、新しいタイプのハンバーグに挑戦してみてはいかがでしょうか。ハンバーグには欠かせないパン粉を、オートミールに変えることで、肉汁をしっかり閉じ込め、さらに風味を高めることができます。

オートミールは結びつける力も強く、肉の繊維をきちんと結びつけるので、仕上がりもジューシーになります。パン粉がない時だけでなく、栄養価を高めたい時にもオートミールの使用は大きな利点となります。

食物繊維やミネラル、ビタミンをたっぷり含むオートミールで、健康を意識した食事に取り組むことが可能です。さらに、オートミール入りのハンバーグは特有のもちもち感があり、子供からお年寄りまでみんなに喜んでもらえる味わいです。

オーツ麦を使ったヘルシーハンバーグのレシピ

【用意するもの】
オーツ麦:大さじ4~6(インスタントタイプがおすすめ)
水:大さじ3
合いびき肉:300g
中サイズの玉ねぎ:1/2個
卵:1個
塩:約小さじ3/4
ブラックペッパー:お好みで
ナツメグ:お持ちであれば少々
蒸し焼き用の水:約1/2カップ

【作り方】

1.ボウルにオーツ麦と水を入れ、柔らかくなるまで置いておきます。
2.玉ねぎは細かく刻み、軽く炒めて冷ましておきます(電子レンジで加熱してもOK)。
3.合いびき肉に塩、ブラックペッパー、ナツメグ(あれば)、卵を加え、しっかりと練り混ぜます。
4.オーツ麦が柔らかくなったら、それと炒めた玉ねぎを肉に加えてよく混ぜ合わせます。
5.中火で熱したフライパンに油をひき、ハンバーグをきつね色になるまで片面ずつ焼きます。
6.最後に水を加え、蓋をして弱火から中火で蒸し焼きにし、中までしっかり火を通します。
7.ハンバーグは中心まで十分に加熱することが重要です。火が通っているか確認してください。

材料の量は、使用する材料によって調整しても問題ありません。お好みでアレンジを加えてみてください。添えるソースはお選びになると良いでしょうが、健康を意識するならばきのこのソースがおすすめです。

新感覚!オートミール使用のサクサクフライ

フライの衣にオートミールを取り入れると、どんな変化が現れるのでしょうか。

普通のフライに使われる衣は、食材の美味しさを閉じ込める重要な役割を果たし、余分な湿気を放出して香ばしさを引き出します。結果、外側はカリカリ、内側はジューシーな仕上がりに。

オートミールを使うことで、これらの特性を維持しつつ、パン粉とは一線を画す利点を享受できます。

従来のパン粉は小麦を原料とし、グルテンが含まれていることが多いですが、オートミールはグルテンフリーであり、低炭水化物。そして、食物繊維が豊富なため、栄養価にも優れています。

オートミールでコーティングされたフライは、独特のさくさくとした食感が魅力で、これはパン粉では得られないものです。家庭で市販されているようなクリスピーフライを再現できるのも、オートミールならではです。

使い方はパン粉と変わりません。食材に小麦粉を振り、溶き卵に通した後、オートミールをしっかりと押し付けて揚げます。

そのままのオートミールを使うと、より豊かな食感が楽しめますが、しっかりと押し付けないと衣が取れやすいので注意が必要です。

オートミールをバッター液でコーティングすれば、取れにくく、さらにクリスピーな仕上がりが期待できます。

もし柔らかい食感がお好みなら、ミルやフードプロセッサーでオートミールを挽いてから使うといいでしょう。そういった器具がない場合は、オートミールを密閉袋に入れて麺棒で細かく潰すことで代用できます。

揚げ物の味に関しては、メインの食材や使用する油の風味が主となり、オートミールの味はそれほど際立たないでしょう。それでも気になる場合は、しっかりとした味付けやスパイス、ハーブを加えて味を調えるのがおすすめです。

ただし、オートミールは時間の経過とともに素材の湿気を吸収しやすく、粘り気が出てきやすいため、揚げる工程は手早く行うことを推奨します。

オートミール、新たなパン粉としての可能性

意外な発見ですが、オートミールがパン粉の代わりとして大活躍することがわかってきました。例えば、ハンバーグにオートミールを取り入れると、従来のパン粉を使ったものに比べて栄養価が高く、さらに食感も柔らかく、風味豊かな仕上がりになります。

フライの衣としてもオートミールを使用することで、カリッとした食感は保ちつつ、糖質の摂取を抑えたヘルシーな料理が自宅で手軽に楽しめます。もしパン粉がないときでも、オートミールがあれば代用でき、家に余っているオートミールの消費にも一役買います。

このように、オートミールはパン粉の代替として多くのメリットがあるため、選択肢の一つとして考えてみる価値がありそうです。

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