100円ショップでのベーキングパウダー探索: ダイソー、キャンドゥ、セリアを対象にした調査

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ベーキングパウダーという一般的な膨らし剤は、パンやお菓子作りに頻繁に活用されます。主成分として重曹、重酒石酸カリウム、炭酸アンモニウムが含まれています。それぞれ、重曹はクッキーやパンケーキ作りに、ベーキングパウダーはケーキやパン、マフィン作りに使われます。

スーパーマーケットではベーキングパウダーは約400円程度で売られていますが、もし100円ショップで見つけられるならその助けになるでしょう。そこで、ダイソー、キャンドゥ、セリアの100円ショップでベーキングパウダーの取り扱い状況を調査しました。

ダイソーのベーキングパウダーの販売場所と特徴を分析

まずダイソーでベーキングパウダーが売られているか調査しました。料理用品コーナーや製菓用品売り場で取り扱いがあると予想し、見事に製菓用品のコーナーで商品を見つけることができました。

ダイソーでは、「西日本食品ベーキングパウダーアルミフリー70g」が108円で売られており、400円程度するスーパーマーケットの商品に比べればお得です。 これは、長く保存でき、アルミフリーで健康にも配慮しており使いやすいパッケージです。

また、熊本に本社を置く老舗の食品メーカー、西日本食品工業が製造しています。

キャンドゥでのベーキングパウダー調査

次にキャンドゥでのベーキングパウダー探索を行いました。ここでも西日本食品のベーキングパウダーが見つかりました。一部パッケージの色や容量に違いがありましたが、成分はダイソーの商品と同じでした。

主な違いは容量だけで、キャンドゥの商品は100g入りとなっていました。使い方や注意事項も明記されており、保存は直射日光を避け乾燥した場所で行うことが推奨されています。キャンドゥで販売されているベーキングパウダーも、西日本食品工業製なので信頼性は高いです。

栄養成分としては、100gあたりのエネルギーが127kcal、たんぱく質が0g、脂質が12g、炭水化物が29g、食塩相当量が17.3gとなっています。

セリアのベーキングパウダーを試してみる

この間、ダイソーやキャンドゥで見かけたベーキングパウダーに引き続き、気になったのでセリアにも行ってみることにしました。積極的に探したところ、セリアでも見つけることができました。

セリアで手に入るベーキングパウダーは、ダイソーやキャンドゥのものとは異なる、「アルミフリーのベーキングパウダー」という自社ブランドです。パッケージには「アルミニウム成分不使用のベーキングパウダー」と書かれており、スコーンやスポンジケーキなどの焼き菓子に使用するのがおすすめとのこと。

使用法も詳しく書かれており、通常、ベーキングパウダーを小麦粉と3%の比率で混ぜることが推奨されています。 セリアのベーキングパウダーの成分は、第一リン酸カルシウム31.5%、炭酸水素ナトリウム24%、コーンスターチ45%で、全量は20gです。保存に関しては、日に当たる場所や湿気の多い場所は避けるよう忠告が書かれています。

セリアのベーキングパウダーは、パンケーキ作りにおすすめで、薄力粉や強力粉に加えて、卵、牛乳、ハチミツ、バターなどと適宜混ぜると美味しく仕上がります。ただし、ダイソーやキャンドゥのベーキングパウダーと比べて、内容量が20gと少ないのが唯一の欠点です。

しかしながら、「アルミフリーブランド」表示から、アルミニウムやその化合物を含む食品添加物は一切使用されていないことが確認できるため、気にせず使用することができます。

まとめ

ケーキやパン、クッキー作りなどに欠かせないベーキングパウダーは、商品の膨らみを促し、ふんわりとした焼き上がりを作り出します。ベーキングパウダーは、スーパーやネット通販で手に入りますが、近くのダイソーやキャンドゥ、セリアでも購入可能です。

これらの店での販売価格は一律108円で、コストパフォーマンスが良いのが特徴。ダイソーやキャンドゥが取り扱うベーキングパウダーは西日本食品製、一方セリアは自社ブランド製のものです。

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